2011年12月27日

酒ネタ・ジャンプ・ブルース★(リトル)エスター・フィリップス

Jump Blues * CHERRY WINE - Little Esther [Federal 12142] 1953



CHERRY WINE - Little Esther [Federal 12142] 1953
(Henry Glover)
Jay & Cee BMI
Hand Writing Matrix: F-45-1101-1 / F-45-1102-1

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ラテン・ビートのフィメールR&Bつながりで『エスター・フィリップス』のレコードをご紹介させていただきます。

LittleEs.jpg
Little Esther

ジョニー・オーティス楽団の歌手として見出され、初期の頃には『リトル・エスター』名義で1950年に<Savoy>に初録音。デビュー作の「Double Crossing Blues」はヒットしてR&Bの名作となり、その後も同年に「Misery」、「Deceivin' Blues」、「Wedding Boogie」、「Faraway Blues」が立て続けてR&Bチャートでヒット。しかしドラッグ中毒による素行の悪さから、僅か一年足らずでジョニー・オーティス楽団を放れ(クビ?)、1951年には<Federal>レーベルと契約に至ります。

フェデラル・レーベルには53年まで在籍しており、シングル15枚と結構なレコーディングを残しており、実力を買われていたことが伺えます。「Hangover Blues」(二日酔いブルース)や、「I'm A Bad, Bad Girl」といった素行の悪さを自白する曲なんかもあってユニークな時期ですが、この頃のヒット曲は「Ring-a-Ding-Doo」の一曲のみで、53年には<Decca>レコードに移籍してしまいます。

移籍前のフェデラル・レーベルでのラスト・シングルが本作「Cherry Wine」で、ワインをモチーフにした酒ネタ・ジャンプ・ブルース。しかもバッキングはワイルドなラテン・ビートで、これには酔っ払わずにはいられない。ダイナ・ワシントンを不良娘にした様な痛快さが魅力です。この曲の録音時でもまだ17〜18歳だというのに、ブルージーな味わいは格別です。

大手のデッカ・レコードは彼女をもっとポピュラーな歌手として売り出そうとしましたが、彼女のドラッグ中毒は悪化するばかりで、デッカではシングル3枚のみを録音しただけで、54年にはドラッグ中毒の治療の為に地元テキサス州のヒューストンに戻ってしまいます。次に音楽シーンにカムバックしてくるのは1962年になってからです。

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Little Esther - Bad, Baad Girl(1987)

Search-
"ESTHER PHILLIPS" to Night Beat Records
Source-
Esther Philiips, Discography - Soulful Kinda Music
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 19:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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