2011年04月09日

50年代のブルースにみるヒップホップ/ラップ・ミュージックのルーツ 〜 『デイヴィッド・ディーンズ・コンボ』

Jump Blues * DOUBLE FREEZE - David Dean's Combo [Duke #190] 1958



DOUBLE FREEZE - David Dean's Combo [Duke #190] 1958
(D.Dean)

Lion Publ. Co. BMI
Hand Writing Matrix: 45-FR-3071 / 45-FR-3072

double_freeze_david_deans_combo.jpg

昨日の記事『Fention & The Castle Rockers』のシングル「The Freeze」の裏面にカップリングされていた「Double Freeze」が見逃せずカッコイイのでご紹介いたします。

アーティスト・クレジットは『David Dean's Combo』名義になっているが、このセッションに参加した面子はFention & The Castle Rockersと同じで、こちらはインストゥルメンタル作品でなく、バンド・メンバーであったテナーサックス奏者のDavid Deanを前面に押し出したボーカル作品となっている。
「The Freeze」を少し控えめにした様なリズムをバックに、デイヴィッドが語り口調で、“ダブル・フリーズ”の踊り方を指南していく。この手法はレイ・ブライアントの「マディソン・タイム」('60-)に繋がる様な感じだろう。

低いトーンの声質でラップ調に歌う、Jimmy Ligginsスタイルのジャンプ・ブルースで、実に渋カッちょいい。
“元祖ラッパー”と謳われるルイ・ジョーダンよりもリズミカルで、真にラッパーらしいスタイルに意図せずなってしまったのではないだろうか。
50年代に偶然出来上がった、ヒップホップ〜ラップ・ミュージックのルーツだと考えてみると非常に面白い。

ちなみにこの曲との出会いは、V.Aコンピ「Savage Kick」(CD版)に収録されていて、度肝を抜かれたのがきっかけでした。

Search-
"FENTON ROBINSON" to Night Beat Records
Source-
Palos Label, Discography - soulsides.co.uk
Source-
Fenton Robinson, Biography - Answers.com
タグ:Rockin' Blues

♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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