2011年03月17日

New Breed R&B * I BELIEVE - Fenton Robinson

67年初のニュー・ブリード系ソウル・ブルース・ロッカー 〜 『フェントン・ロビンスン』



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I BELIEVE - Fenton Robinson [Palos #1200] 1967
(Anderson)
Produced by. Amalgamated blues Assc.

Colfan Bonomo BMI
Hand Writing Matrix: SRC145 1202-1B / SRC145 1202-1-A

前回のレコード紹介記事から、パロス・レーベルつながりで、7インチ・レコードを一枚ご紹介。
しかし同レーベル名でも、別組織である可能性もあるので、繋がっていないかもしれない『フェントン・ロビンスン』の登場です。

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Fenton Robinson

1935年ミシシッピ州ミンター・シティー生まれのブルース・シンガー/ソングライター/ギタリストで、ソウル・ファンからも支持されるモダン派ブルース・マンで、わりと有名/有人気な人物としても知られ、89年には来日もしている。

50年代には「フェンション・ロビンスン(Fention Robinson)」名義や、「フェントン・ロビンスン&ザ・キャッスル・ロッカーズ(Fenton Robinson & the Castle Rockers)」名義で、〔Duke〕、〔Meteor〕に録音を残したり、スタジオ・ミュージシャンとしてメンフィスを拠点に活動している。
(この辺の時代でご紹介したい作品があるので、またの機会に。)

60年代にはシカゴに移住し、ジュニア・ウェルズ、オーティス・ラッシュ、ソニー・ボーイ・ウィリアムスンらとも活動していたが、レコーディングもほとんど行わず不遇の時代を過ごした。

しかし67年には、彼の憧れでもあったB.B.キング直属のバンドによるサポートをうけ、シカゴの〔パロス〕レーベルで、「Somebody Loan Me a Dime」を録音し、彼にとっての転機が訪れる。
このレコードはシカゴ・エリアで150,000枚以上のセールスを記録するローカル・ヒットとなり、「メロウ・ブルース」という愛称まで与えられ、一躍彼はモダン・ブルース期待の星として知られる様になった。

そのシングルの裏面に配されていたのが、今回ご紹介させていただく「I Believe」という作品で、名作の裏面で密かに黒光りしていた、真に隠れた名作である。

Somebody」と同時期のセッションであると考えると、ここでもB.B.キングのバンドが演奏している可能性が高い。
ジャジーでソウルフルなバッキングで、ベースのグルーヴがジェームス・ブラウンのバンド並にぶっとくてファンキーでカッコイイ。

ギターやボーカルにも勢いがあり、これだけのサウンドであれば、ブルース・ファン以外も注目せざるを得ない仕上がりの名演といえるでしょう。
ソウル・ファンにも支持される所以は、まさにこの斬新さにあったのではないでしょうか。

Search-
"FENTON ROBINSON" to Night Beat Records
Source-
Palos Label, Discography - soulsides.co.uk
Source-
Fenton Robinson, Biography - Answers.com
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 19:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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