2010年12月18日

Pittsburgh Oldies - Black R&R * SNACKY POO - The Del-Mars

snacky_poo.jpg

SNACKY POO - The Del-Mars [Mercury #72244] 1962
(Hart - Carson - Marascalco)
Produced by. John Marascalco

Robin Hood Music Co. (BMI)
Machine Stamped Matrix: YW 31554 2 / YW 31555 1



前回のブログからロサンジェルスのR&B・グループつながりで、棚から7インチ・レコードを一枚ご紹介。

The Sabers
The Chavelles
The Gents
The Valiants
The Untouchables
The Electras
The Freedoms
The Alley Cats
The Africa

と、確認されているだけで9つもグループ名を使ってきたグループ『ザ・ヴァリアンツ』。

922345.jpg
The Valiants

メンバーの入れ替えも多数あり、人脈関係を説明するのは大変なので省略しておくが、ソロとしても有名になる「ビリー・ストーム(Billy Storm)」や、〔フィレス〕レーベルの Bob B.Sox & The Blue Jeansで有名になる「ボビー・シーン(Bobby Sheen)」等も在籍していた、ロサンジェルス・ベースのグループだ。

彼らの代表作品といえば、57年に〔キーン〕からリリースされた「This Is The Night」(KEEN #34004)で、ポップ・チャートで最高69位を記録するヒットとなった。
この曲のリードは「ビリー・ストーム」で、「クライド・マクファッター」をフォローした美声の持ち主である。

彼らがなぜこんなにたくさんの変名を使ったのかは分からないが、ヒットを生み出す為の、ウェストコースト音楽シーンの常套手段だったのは間違いない。

そんな彼らが62年に「ザ・リング・ア・ディングス(Ring A Dings)」名義で〔インフィニティー(INFINITY)〕からリリースしたのが「スナッキー・プー」で、今回本ブログでご紹介させていただく作品だ。

手持ちに、63年に〔マーキュリー〕から再販された「ザ・デルマーズ(The Del-Mars)」名義の盤しかなかったので、音源とレーベル・スキャンはそちらになるが、楽曲の内容(バージョン)は同じだ。
再販時にもグループ名を変更しているからさらにややこしいが、1年越しで大手からのディストリビュートされたプレスという事になる。

プロデュースは、「リトル・リチャード」の仕事でも知られる名R&R職人【ジョン・マラスカルコ(John Marascalco)】で、思いっきり悪乗りしたロカビリー風のブラック・ロッカーだ。

「クリント・ミラー」のヒットでも有名な「Bertha Lou」が元ネタで、「ジョニー&ドーシー・バーネット兄弟」が作ったこの楽曲自体を、ジョン・マラスカルコがバーネット兄弟から$50-で買い取ったという事だ。※出典

ロカビリー風のブギーでリズムをとるギターに、派手にブロウするサックス、そして痛快無比なフランティック・ボーカル。
ブラック・R&Rとして評価すれば、90点は付けたい位、完成度の高い名作だと思う。

しかも、オブスキュアながら「Do the Snakcy Poo!」と、新種の60'S R&B・ダンス・クレイズとしてまで機能している万能さ。

この曲はペンシルヴァニア州ピッツバーグで話題になり、DJ マッド・マイクのフェイバリット・チューンとしても挙がるピッツバーグ・オールディーズの代表作である。
Norton Records 編集によるV.Aコンピ「Mad Mike Monsters, Vol.2」(2008年)にも収録。

Search-
"THE VALIANTS" to Night Beat Records

Source-
The Valiants, Biography & Discography - Marv Goldberg's R&B Notebooks
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 19:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。