2010年12月11日

CHERRIGALE - Ed Townsend

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CHERRIGALE - Ed Townsend [Warner Bros #5200] 1961
(Ed Townsend - Alexander)

Kags Music,Inc., BMI
Machine Stamped Matrix: DX 11701 RE / DX 11760



前回のブログでもプロデューサーとして名前が出てきた『エド・タウンセンド』つながりで、棚から7インチ・レコードを一枚ご紹介。

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Ed Townsend

本名は『Edward 'Ed' Benjamin Townsend』。
1929年4月16日、テネシー州のフェイエットヴィルという田舎町で生まれ、幼少の頃にメンフィスへ家族と共に移住する。
彼の父親は African Methodist Episcopal Church という教会の牧師でもあり、青年期までは神聖な家庭環境の中で育った。

51年には海軍兵として朝鮮戦争へも派遣され、任期を終えて帰還してからは、歌手/作曲家として活動を始めた。

56〜57年には〔アラディン〕や〔ドット〕からシングルをリリースしているが、ヒットには到っていない。

そして彼の名が世に知れ渡ったのが、58年に〔キャピトル〕から出されたシングル「フォー・ユア・ラヴ」で、ポップ・チャートで最高13位/R&B・チャートで最高7位を記録する大ヒットとなった。
ドゥーワップ風の名作R&Bバラードだが、元々はエドが「ナット・キング・コール」に歌ってもらいたくて書き下ろした作品だそうだ。
そう言われてみれば、甘々のメロディーや曲のキーが、ナット・キング・コールをイメージしている感じもする。

その後も〔キャピトル〕からシングルを数枚リリースするものの、ヒットはしていない。
61年にはレーベルを〔ワーナー・ブラザーズ〕に移籍し、2作目としてリリースされたシングルが、今回ご紹介させていただく「チェリゲール」という作品だった。

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1960年9月12日のBillboard Magazineに掲載されたWB 1作目の大きな広告。期待されていたのが伺える。

「サム・クック」のマネージャーとしても知られる【J.W.アレキサンダー】との共作で、60'S R&B〜アーリー・ソウル作品である。
重厚なダンス・ビートに女性コーラスが入るポップなアレンジで、マイナーキーの曲調も印象的な、ニューブリード・R&B系の良好ダンサーだ。
ボーカルは「リチャード・ベリー」路線のウェストコースト・スタイルで、それに「サム・クック」ぽさを少し加えた感じで、声に温もりがあって味わい深い。

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1961年2月20日のBillboard Magazineに掲載された新譜レビュー

このレコード制作のタイミングで、「J.W.アレキサンダー」氏に、「Theola Kilgore」や「Jimmy Holiday」を紹介されたのではないだろうかと考えられる。

その後のエドは、〔ワンド/セプター〕社の最高A&Rマンに任命されたり、マーヴィン・ゲイの「Let's Get It On」を制作したりと、裏方として名仕事を残す事となる。

Search-
"ED TOWNSEND" to Night Beat Records

Source-
Ed Townsend, Discography - Soulful Kinda Music
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 19:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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