2010年08月06日

The Page Boys - Barricuda

baricu.jpg

The Page Boys - Barricuda [Hamilton #50025] 1960
Hand Writing Matrix: 45-M-12354 △26576 / 45-M-12353 △26575



最近、インストゥルメンタル物が面白い。
ヨーロッパでは、「ティティー・シェイカーズ」と呼ばれる、ポストLas Vegas Grindにあたるカルチャーが新たに発生し、また違う角度から楽しむ50's & 60's Musicが、一部マニアの間では話題になっている。

Titty Shakers
Home of the Sleazy Sound

本日はそっち系で、棚から7インチ・レコードを一枚ご紹介。

『ザ・ペイジ・ボーイズ』というグループによる「バリクーダ」という作品で、60年にハミルトン・レーベルからリリースされていた、彼ら唯一のシングルだ。

グループについて調べてみたが特に情報はなく、可能性としてあるかと思った、テキサスの同名ガレージ・グループとは異なる様だ。
白人によるインストゥルメンタル・グループである事には違いないが、サックスやピアノを交えたサウンドは非常に黒っぽい。
59年のヒット、ハーレム・ノクターンで有名な、ニュージャージーのThe Viscounts に近い感覚がある。

曲の作者は、アーニー・フリーマンで、アーニーといえば、ロサンジェルスのポップ/R&B・シーンで大活躍した黒人プロデューサーでピアニストの名人だ。
このハミルトンというレーベルも、ハリウッドが拠点のインディペンデント・レーベルなので、このグループ自体もロサンジェルスがベースのグループであると推測できる。

ブリッっとしたバリトン・サックスがブロウし、繊細なピアノも洒脱な伴奏で全体に綺麗な色を添える。
ダーティーさとスマートさとの調和がとれた、実に安定感の良い作品だ。
マイナーキーの曲調にも哀愁が漂い、ブルースやR&Bに馴れた耳にも心地良く響く。

ちなみにこの盤の裏面は「ピーター・ガン」で、こちらもなかなかワイルドなツーサイダーだ。
The Royal Teens よりも荒くて、ティーンなノリが痛快な演奏。
しかしやはり小粋なピアノが、荒さの中に繊細さを生み出しているので、このグループは、案外ピアノが要なのかもしれない。

ということは、アーニー・フリーマン本人のピアノ伴奏の可能性もあるが、今はまだ何とも言えない。

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Ernie Freeman

Search-
"The Page Boys" to Night Beat Records


♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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