2010年07月05日

Fabulous 3 + 1 - Bad Girl

bad_girl_pabulous3_1.jpg

Fabulous 3 + 1 - Bad Girl [T&L #1039] 1963?
Hand Writing Matrix: 1001-B BAD GIRL / 1001-A DON'T CRY



正体不明の、無名なR&Bグループ『ファビュラス・スリー+ワン』。

T&Lというレーベルは、モータウン系で数枚の録音も残す「リズ・ランズ」と、その夫の「トミー・ブラウン」がジョージア州のアトランタで興した小レーベルで、レーベルのカタログとしては、実質8枚のシングルしか記録が残っていない弱小自主レーベルだった。

T&L(彼らの名前の頭文字)夫妻は、60年代前半にはシカゴに移住し、その際に出されたレコードが、本日ご紹介の一枚であると推測される、ということ位しか情報のないオブスキュアな一枚だ。

録音時期は63年頃ではないかと思うサウンドで、録音環境の雰囲気から、録音場所はデトロイトである可能性が高い。

ご存知、ザ・ミラクルズ 59年ヒット作(Chess #1743/Motown #G 1/TXL 2207)のカバーで、この点からもデトロイトがベースのグループであることが示唆される。

勝手な想像ではあるが、裸電球一個の薄暗いスタジオで、マイク一本で一発録りした様な、チープな雰囲気がなんともヤバい、R&Bバラードである。
ドゥーワップだった原曲とは少し異なり、ソウルコーラスを生かしたモダンなコーラスアレンジだ。
プロデューサー名も「プア・サム」という、謎の人物で、直系約9cmの小さなレーベルを眺めているだけでも、妙な妄想が次々と膨らんでくる。

無論、リードシンガーも詳細不明ながら、ゴスペル濃度99%の強烈なボーカルで、“エモーショナル”という表現を超えた感情でシャウトする、直情型の天才シンガーだ。

狭いスタジオ中に反響する、篭ったバックのサウンドとも相まって、怪しげな雰囲気も痛烈に響く、ドス黒アーリーディープソウルの、マイナー佳作!

とはいえ、かなりマニア向けかもしれない。

Source-
T&L Label Discography
(Georgiasoul.com)
Liz Lands Single Discography
(Soulful Kinda Music)

Search-
"Fabulous 3 + 1" to Night Beat Records
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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