2010年07月02日

McKinley Mitchell - The Town I Live In

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McKinley Mitchell - The Town I Live In [One-Derful #4804] 1962
Hand Writing Matrix: ZTSC 84913-IKE 2029 / ZTSC 84912-IKE 2030



60年代のシカゴソウル界を代表する名歌手『マッキンリー・ミッチェル』。

1934年12月25日生まれで、ミシシッピ州ジャクソン出身の南部出身者である。
16歳の頃には、地元のゴスペルグループ「ザ・ハーツ・オブ・ハーモニー(the Hearts of Harmony)」にメンバーとして加わり、20代前半まではソロでもスピリチュアルを歌っていた、筋金入りのゴスペルシンガーだった。
ソウルフルカインダさんからの情報によると、56年にはフィラデルフィアで、「ザ・ミッチェレアーズ(The Mitchellaires)」というゴスペルグループを結成し、他にも「ザ・タイニー・ボタン・クインテット(The Tiny Button Quintet)」というグループにも在籍したと記されている。

58年頃にはシカゴに移住し、シカゴのR&B/Blues音楽に感化されたのか、世俗的な音楽歌手へとスタイルを転向。
そしてデビュー作となる「ロック・エヴリバディー・ロック/レイジー・ディジー・デイジー」を、弱小マイナーレーベルのボクサーからリリース。
このシングル「Boxer/204」番は、ブルースをベースにしたアップテンポのロックンロールで、ギラギラしたブギーに乗せてドスの利いたボーカルでシャウトする、かなりカッコいいロッキンブルース作品だ。
この原盤のレア度は高く、10年以上前から、精巧かつ良質なリプロ盤(ブート)が出回っている人気曲で、これで所持しているDJの方も多いはずだ。

61年には、ジョージ・リーナーが設立したばかりの新興レーベル、ワンダフル/マーヴェラス/エムパックと契約する。
62年にはファーストシングルとして、「One-Derful #4803 - I Found An Angel/?」をリリースしたとなっているが、裏面曲が?なのは、プロモ盤オンリーだったのかもしれない。実物を確認したことがないので、ここではまだなんとも言えない。

カタログ上では、続くセカンドシングルとして、本日ご紹介の「ザ・タウン・アイ・リヴ・イン」が、番号「One-Derful #4804」にてリリースされた。
ザ・ファルコンズのメンバーとしても知られる、シカゴR&B界の名人「サー・マック・ライス」との共作による60'S R&Bで、ロッカバラードの泣きな一曲だ。

62年の4月14日付けで、ビルボードのポップチャートで115位のマイナーヒット、しかしR&Bチャートでは8位を記録する大ヒットとなった。

ルイジアナ・スワンプポップ風のゆったりしたリズムに乗せた、味わい深いボーカルを聴かせてくれる。

曲の中盤頃になると、いよいよボルテージも上がりはじめ、金切り声に近いシャウトを腹底から搾り出す。

実に痛快無比な、アーリーディープソウルの傑作!である。


その後60年代の彼は、同じくワンダフルに7枚のシングルを残し、チェスやトドリンタウン他、小レーベルに数十曲の録音を残した。

77年には「エンド・オブ・ザ・レインボウ」を、R&Bチャート71位でヒットさせる。

そして85年まで音楽活動を続け、86年1月18日に、心臓病が原因でシカゴのセントジェームス・メディカルセンターにて死去。

26311919.gif

Source-
McKinley Mitchell, Single Discography
(Soulful Kinda Music)

Search-
"McKinley Mitchell" to Night Beat Records
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 15:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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