2010年05月27日

The Delacardos - Hold Back The Tears

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The Delacardos - Hold Back The Tears [United Artists/310] 1962
Hand Writing Matrix: ZTSP 66279-1A OSS-1329618 / STSP 66278−1B OSS-0329612



サザン〜ディープ・ソウル ファンには知られるR&B シンガー“クリス・ハリス”が在籍した事でも知られる、ノースキャロライナ州シャルロット出身のR&B グループ『ザ・デラカルドス』。
“Soul Harmony Singles Book”によると、他のメンバー構成は「Harold Ford /Vernon Hill/Robert Gates/Chris Harris」となっている。

今回ご紹介する作品「ホールド・バック・ティアーズ」は、62年にユナイテッド・アーティスツから出された彼らの2nd.シングルで、ポップ・チャートにおいて最高78位を記録した一発ヒットだ。

シェル(Shell)レーベルのオーナーが制作した60'S R&Bで、作者にはクリスの名前も伺える。

硬いタッチのベースがグルーヴし、ラテン調のリズムが軽快なアフタービートを演出する軽目のダンス・ナンバーだ。
スムースなソウル・コーラスをバックにした、張りのあるクリス・ハリスのリードも気持ちよく響く。
そしてシンプルなリフを繰り返すキャッチーな楽曲も魅力となる、アーリー・60'S R&Bの名作である。

Beach Music/Shag”系のルーツとなるキャロライナ・サウンドの中でも、この作品は代表的といえるローカル・ナンバーだ。
(ビーチミュージック〜シャグとは具体的にこういうスタイルをいう。好まれる曲には独特のリズムがあり、それに社交的なダンス・スタイルが付随してくる。プレイされる曲は基本的にR&Bでも、雑多なジャンルが混ざる。例えるならベルギーのポップコーンに感覚が近いのかもしれない。)

暑い太陽が降り注ぐビーチにて、パームツリーの木陰を吹き抜ける風の様に爽快な作品で、このどことなく麗(うら)らかな感触こそがビーチ・ミュージックの醍醐味であろう。

といっても日本では不人気な予感がするが、カリブ海系のサウンドを愛聴している方なら、わりと好きになれるタイプのR&Bかもしれない。

ちなみに他の方がUPしていたYouTubeは、明らかにピッチを落として録音されているが、このくらいのテンポがShag Danceのリズムなのだろう。
でも原曲を聴きなれていると、やはりどこか気持ち悪く聴こえてしまうが、まぁこれは好みの問題ということで。


ザ・デラカルドスはこの後、インペリアルやアトランティックにも録音を残す。
66年の「She's the One I Love」(Q-City #1001 / Atlantic #2368)なんかは、なかなかカッコイイノーザンでこれも好きだ。

ヒップなダンス・リズムに乗せたクールなサウンドを得意とし、コーラス・スタイルの面でも独自の美学を貫いたマイナーな名グループである。


Source-
The Delacardos - Single Discography
(Golden Age Of Soul Music)

Search - "The Delacardos" to Night Beat Records
♪ナイトビートレコード♪
posted by DJ JAMES at 20:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | YouTubeでレコード紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | Twitterでつぶやく
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