遥か東のチャチャチャ★ザ・ターボ・ジェッツ

THE TURBO JETS - Far East Cha Cha Cha [Federal 12353] 1959



THE TURBO JETS - Far East Cha Cha Cha [Federal 12353] 1959
(Cliff Davis)
Armo BMI
Matrix: F-45-695-1



オリエンタルな曲つながりで『ザ・ターボ・ジェッツ』というグループのレコードをご紹介させていただきます。

おそらく白人グループと思われるインストゥルメンタル・グループによる作品で、音的にはR&Bで、楽曲は中国系というノヴェルティーなポップコーンです。邦題にすると「遥か東のチャチャチャ」というのもユニークですね。

お楽しみください。

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"THE TURBO JETS" to Night Beat Records

「一番・友達」オモロ・ドゥーワップ★ローヴァーズ

ROVERS - Ichi Bon Tami Dachi [Capitol 3078] 1955



ROVERS - Ichi Bon Tami Dachi [Capitol 3078] 1955
(Rovers - Ray Dabard)
Music City Pub. Co.
Matrix: 45-13456



『ザ・ローヴァーズ』というR&Bグループのレコードをご紹介させていただきます。


The Rovers

1954年にカリフォルニア州サクラメントで結成されたグループで、同年に地元のレーベル＜Music City＞に録音したのが本作です。


MUSIC CITY 750　のレーベル画像

翌年にロサンジェルスの＜Capitol＞からディストリビュートされたという事は、（かなりの）ノヴェルティーソングながらに話題になっていたのでしょう。

ゆったりしたラテンリズムに乗せて「一番・友達」と歌うオモロ・ドゥーワップでした。
以前の記事でご紹介した『The Wilder Brothers』のバージョンはカヴァーで、こちらがオリジナルです。

お楽しみください。

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"ROVERS" to Night Beat Records

ルイジアナ・スワンプ・ポップ風R&Bバラード★アート・ウィーラー

ART WHEELER - The Plea [Sabrina 333] 1959



ART WHEELER - The Plea [Sabrina 333] 1959
(J.Marascaloco)
Robin Food Music
Matrix: SN-M-106 35660-X



マイナーなR&Bシンガー『アート・ウィーラー』のレコードをご紹介させていただきます。

「シャンブリング氏のディープソウル天国」によると、1959年にニューメキシコ州の＜Yucca＞からデビューし、間もなくロサンジェルスに移りウェストコーストで活動した歌手との事です。

1959年2枚目となるシングルで、楽曲はモロに『リトル・リチャード』の「Send Me Some Lovin'」の改作でメロウ。そしてヴォーカルは『ラリー・バードソング』並に瑞々しいライトな感じと、バックで鳴り響くギターのメランコリックなアレンジが良いですね。

お楽しみください。

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"ART WHEELER" to Night Beat Records

気合いの『チャック・ジャクソン』＆『キング・カーティス』カヴァー★ビュー・ダラー＆ザ・コインズ

BEAU DOLLAR & THE COINS - Any Day Now [Prime 1157] 1966



BEAU DOLLAR & THE COINS - Any Day Now [Prime 1157] 1966
Produced by Lonnie Mack
(Bacharach & Hillard)
Plan Two Music,ASCAP
Matrix: 15249MW



BEAU DOLLAR & THE COINS - Soul Serenade [Prime 1157] 1966



BEAU DOLLAR & THE COINS - Soul Serenade [Prime 1157] 1966
Produced by Lonnie Mack
(Ousley - Dixon)
Kilynn Music, Vee Vee Music. BMI
Matrix: 15248 MW



アップしたYouTubeがたまっていたので、連投で記事を更新しておきマス！


Beau Dollar

『ビュー・ダラー』＝1941年オハイオ州ハミルトン生まれで、2011年に死去。本名「William Hargis Bowman, Jr.」。シンシナティーで活動し、＜King＞レーベルのスタジオミュージシャン〜ドラマーとして活躍しています。

1965年に演奏家仲間でシンシナティーのナイトクラブ「Living Room」で演奏しているところを、『ジェームス・ブラウン』に見出されてから、正式にバンド『ビュー・ダラー＆ザ・コインズ』を結成。

間もなく『ジェームス・ブラウン』のプロデュースにより、＜King＞から「It's A Gas」を初録音し、同時期に『ハンク・バラード＆ザ・ミッドナイターズ』でも伴奏しています。

そんな彼らの作品で一番ヒットしたのが、今回アップした『キング・カーティス』のカヴァー「Soul Serenade」で、プロデュースは白人ロックンローラー『ロニー・マック』による仕事です。


Lonnie Mack

演奏やアレンジは完全にメンフィス／スタックス・サウンドのイミテートで、リズムの安定感よりも「気合いの入った一発録り」感からくるグルーヴに圧倒される名演です。
裏面『チャック・ジャクソン』のカヴァー「Any Day Now」もディープで素晴らしいので張っておきます。

お楽しみください。

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"BEAU DOLLAR" to Night Beat Records

マンボの王様★ペレス・プラドーによるポップコーン派インストゥルメンタル

PEREZ PRADO - Katanga [RCA Victor 47-8204] 1963



PEREZ PRADO - Katanga [RCA Victor 47-8204] 1963
Produced by, Herman Diaz, Jr.
(D.Perez Prado)
Southern Music Pub. Co. Inc. ASCAP
Matrix: PPKM-3195--1S



＜RCA Victor＞系のポップコーンつながりで、“マンボの王様”＝『ペレス・プラドー』のレコードをご紹介させていただきます。


Perez Prado

「カタンガ」って何や？と思って調べたら「コンゴ民主共和国南東部にある州」だそうです。
この手の“妙”なタイトルからも、如何わしさが香る、エキゾチカなインストゥルメンタルでした。
相変わらず「ウッ！」とか「アッ！」とかも入って演奏もご機嫌さんです。
日本の1970年代の歌謡曲に繋がるような怪しいアレンジも良いですね〜。

お楽しみください。

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"PEREZ PRADO" to Night Beat Records